第21回鳥取県作業療法学会
開催概要
テーマ:作業療法の未来領域(Future Domains of Occupational Therapy)~多領域で描く作業療法のかたち~
学会長:鎌田 亜希(SOI STANCE)
会 期:2025年12月21日(日)9:30~17:00(受付9:00~)
会 場:米子市文化ホール(米子市末広町293)
参加登録(事前登録のみ)※当日参加受付はありません
参加費(手数料除く):
- 鳥取県作業療法士会員…
2,000円→500円 - 中国4県士会員(鳥取県以外)…2,000円
- 他都道府県士会員(中国5県以外)…3,000円
- 非会員(日本作業療法士協会非会員・県士会費未納者)…10,000円
- 他職種…3,000円
- 学生…無料(事前申し込みは必要)
参加登録:→ こちらから
演題登録(終了しました)
演題登録の流れ:
- 演題タイトルの登録 期間:2025年6月1日(日)~
6月30日(月)23:00
この時は仮のタイトルで構いません。発表の意思を確認する意味で登録をしてもらっています。
●演題タイトルの登録→ - 抄録の登録 期間:2025年6月1日(日)~
7月31日(木)17:00
演題募集要項を確認し、抄録用テンプレートにて作成していただいた抄録をメールで登録していただきます。
その後査読に回り、採択・不採択などが後日メールにて連絡されます。
学会長挨拶
第21回鳥取県作業療法学会を開催するにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
今回のテーマは
「作業療法の未来領域(Future Domains of Occupational Therapy)」
〜多領域で描く新しい作業療法のかたち〜
といたしました。
私たち作業療法士の活動は、病院での支援を基盤として成り立っています。病院という場での支援は今後も決して欠かすことのできない重要な役割であり、そこにある臨床の積み重ねが、作業療法の専門性を支えています。
一方で、その専門性は病院の枠を超えて、地域や社会のあらゆる場で必要とされるようになってきました。
発達分野では支援を必要とする子どもの数が増加し、学校や教育機関との協働が不可欠になっています。また、司法や矯正といったこれまで距離があった分野にも作業療法士が関与し始め、心身の回復や社会復帰の一助を担っています。さらに、行政や地域づくりの場面においても、作業療法の「生活に根ざした視点」が求められており、まちそのものをどう支えていくか、という問いに専門性を活かせる時代になりつつあります。
今後、医療福祉の他職種連携はもちろんのこと、企業との協働やビジネスの知識を活用することも避けては通れない課題です。メンタルヘルス、産業保健、働く人々の生活支援など、作業療法士の視点が役立つ場はますます広がっていくでしょう。社会のニーズが多様化する中で、「医療専門職」の枠を越えて、社会全体に向けて専門性を発揮することが求められています。
この学会が、参加される皆さまにとって、新しい挑戦の扉を開くきっかけとなることを願っています。病院の臨床を礎としながら、その経験を地域へ、社会へ、そして未来へとつなげていくことができるのは、作業療法士である私たちの強みです。
どうか本学会を通じて、「自分にできる次の一歩」を考え、実行へとつなげていただければ幸いです。
第21回鳥取県作業療法学会
学会長 鎌田亜希 (SOI STANCE)
タイムスケジュール
準備中
特別講演
「脳卒中体験者がセラピストに伝えたい臨床のエッセンス ー体験して初めて分かった脳の働きー」
講師:宮口 英樹 氏(高知健康科学大学 学長;作業療法士)
「司法領域における作業療法の展望と課題」
講師:棟近 展行 氏(法務省 関東地方更生保護委員会 保護観察官・統括審査官;作業療法士)
「地域を創造する起業OT ー成功の鍵は人材育成にありー」
講師:谷 隆博 氏(株式会社リニエL 代表取締役;作業療法士)
市民公開講座
演題発表
情報は随時更新予定です